2014-05-30から1日間の記事一覧

幸田文『流れる』

幸田文『流れる』を読む。 40歳を過ぎて、芸者の置屋の住込み女中となったひとりの女性の目を通して、 戦後花街の裏側にある日常や作法、そして事件が生き生きと描かれていく。 この作品は、作者の幸田文自身が47歳の頃、実際に柳橋の置屋に住み込んで働いた…