本間フラメンコ舞踊研究所発表会ライヴ

本間フラメンコ舞踊研究所発表会ライヴ Vol.34~Revivir~ を観て来ました。
/10月4日(土)新宿エルフラメンコ
【カンテ】大橋範子/ダニエル・リコ【ギター】岩根聡

プログラムはソロ中心で、生徒さんひとり一人の人生が滲むような味わいのあるフラメンコを堪能させていただきました。

昨年の10月に故人となられた本間三郎先生の薫陶を受けた、男性4名女性2名によるファルーカが感動的。三郎先生の十八番だったファルーカ。それはスペイン留学時代でのガデスとの交流も原点にあったそうです。師への深い敬意が伝わって来る踊りでした。

ラストを飾るのは本間静香さんのシギリージャ。まっすぐな信念を感じさせる鋭いキレ。そして彼女の憂いのある美しさはいっそう深みを増していました。

「本間三郎がいない、初めてのライヴです。でもここに立っていてくれているような気がします。また皆で頑張っていこうというスタートの気持ちです」
そうご挨拶された、本間牧子先生の決意の笑顔が胸を打つ。
ああいうふうにパートナーと添い遂げられたらいいなって思いました。