2016-09-03 吉行淳之介さんの声 吉行淳之介さんの声、たぶん初めて聞いた。 30年早く生まれたかった。 色気と情の手触りを直に感じられた時代。 そしてM,Mさんと彼を争いたかった。 手元の古い文庫本の文字を追いながら 吉行さんの語りを聴いていると 情景や心情の湿り気までもが沁みてくる。 「恋人はどうした」 というセリフは 吉行さんの地の言葉に思えて 気持ちはもう秋子です。 http://www.asahi.com/articles/ASJ8R73R5J8RUCVL02G.html